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雑談力を身につける

雑談

話のネタをどこから見つける?

「今日は天気が良いですね」「昨日のテレビ、面白かったですね~」
これは、いわゆる”雑談”です。

こういった会話ができる人間は、どんなことにも興味を持てる人間です。
ビジネスシーンでは活躍が期待される人材だといえます。
なぜなら、雑談力が多い人ほどコミュニケーション能力が高く、社会で成功しやすい人間だからです。

社会的なネタ、会社のネタ、話しかけるためにどんなネタが必要か?
わざわざ考えなくても浮かんでくる方は、完璧なコミュニケーション能力を身に付けていると言えます。

お店では頼んだことのないものを頼んでみる。
そうすることで会話のネタが広がりますよね。

この店はこれが美味しい!と決めつけるよりも、これもこれも食べたことがあるという方の方が、話題が広がります。
同じように、ビジネスシーンでも雑談力のある人間が求められているのです。

雑談のネタは、相手がしっかりとイメージでる話が良いでしょう。
女性が雑談話に盛り上がることができるのは、具体的なイメージができる話をしているから。

「○○というメーカーのリップが可愛い」と聞けば、毎日メイクをしている女性は話に食いつきます。
イメージしやすい話題だからです。

雑談力を上げるためのネタは、共感や驚き、想像ができる話題にしましょう。
その中でも共通して言えることは、「概念で話さないこと」です。

ゆとり世代だから、だから女は・・・、男のくせに、など。
概念にとらわれずに話してみると、内容も大幅に広がります。

雑談力を身に着けてコミュニケーション能力を上げるには

雑談力を身に着けるには、まず「ネタ探し」が必要でしたが、ネタがあっても会話ができなければ意味がありません。
一方的に話すのではなく、相手の意見を聞いたり、相槌を打つということも必要です。

雑談ネタを見つけたら、次に言葉のキャッチボールの練習をしましょう。
「○○なんだよね」という話に「そうなんだ~」という答えだけだと、会話は修了します。
これでは、受け取っただけ、ボールを返してはいません。

「そうなんだ~、これはどうなのかな?」と自分の意見を交えながら話をすると、会話は広がっていきます。
これが、言葉のキャッチボールです。

自慢話と失敗話

昨日あったことやその日の出来事をつらつらと話しても、相手は面白くありませんよね。
人の日記を読んでも、面白くないのと同じです。

では、成功談や失敗談はどうでしょう。
成功談は自慢にも取れますが、自慢にならない自慢だったら、人にもウケる雑談となります。

他人の成功話や褒め話など、人は聞いても面白くありません。
でも、「俺、生卵20個を5秒で飲めるよ!」という自慢ならどうでしょう。
それって自慢なのかと疑わしいですが、聞いていて面白いですよね。

自慢にならない自慢や、失敗話はとても良い雑談力を身に着けるネタです。
面白おかしく話す必要はありませんが、人が興味を持つようなネタは、身の回りにたくさん転がっています。

話題性のあるネタを拾ったり、自分が何かを経験することが大切。
その経験はきっと、コミュニケーション能力アップに繋がるネタとなるでしょう。