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実家から自立するメリット

色とりどりのお花

サポートは受けられるものの…

実家暮らしの独身、と聞くと良いイメージはありませんよね。
自立できていない、一人で暮らせない、まだまだ子供、社会人になっても親のすねをかじっている。
そう思われても仕方がありません。

実家暮らしから自立するメリットはたくさんあります。
とりあえず実家を出るだけでも、マイナスなこともあるかもしれませんが、あなたの将来にとってはメリットしかないでしょう。

社会人になれば、親は「あなたを制御する存在」ではありません。
少なからず、親と同じ対等な人間になります。

人生経験を語られては子ども側は何もいえません。
ですが、思考や体力、一般常識面では、親と対等の立場に立っているわけです。

そこで、実家暮らしは「甘えている」と思われてしまう原因は、いつまでも制御されていると思いこんでいる子供自身が問題なのかもしれません。
実際に甘えているのかもしれませんし、実家暮らしで自立していると言っても、どこか「親がいるから安心している」という気持ちがあるかもしれません。

親元を離れると、今までとは違った経験をたくさんすることができます。
実家を出ると、一人で生きていかなければいけない責任が強くなります。
だからこそ、実家暮らしが悪いわけではありませんが、実家から自立するメリットはたくさんあると言えるのです。

自分の考えを主体的に選んでください

「だって・・・」「どうせ・・」この2つの言葉には共通点があります。
それは、固執概念です。

偏った概念を持っているからこそ、あなたは首輪で繋がれた状態。
固執概念は、人に恐怖心や不安を与えて、行動を制御するものでしかありません。

それよりも、「もし・・・」「きっと・・・」という言葉のほうが、可能性に満ち溢れていますよね。
まずは、あなたの考えを主体的に、これからどうすべきかを選びましょう。

だって、やどうせ、などの言葉は使ってはいけませんよ。
「もし」という言葉はどんどん使いましょう。

たとえば、明日はお休みだとします。
あなたは何をしたいですか?

天気が良いと聞いたし、たまには汗を流しにいきたい。
それなら、布団を干してから行こう、きっと気持ちいいだろう。
もし雨が降ってきたら急いで帰らないといけない。

したことと、しなければいけないこと、そして可能性を考えてその日の1日のスケジュールを挙げてみました。
ここで、実家暮らしだと甘えている考えや、固執概念があるとしましょう。

どうせ明日は雨だろうから、家から出たくないな。
雨が降ってきたら洗濯物が乾かないじゃないか、でもどうせ家族の誰かがコインランドリーにでも行ってきてくれるだろう。
だって、家族だって洗濯物が乾かなければ困るのだから、別に私がしなくても問題はない。

なんて、なまけた人間なんだと思いませんか?
自分一人で生きていくのと、家族と生きていくには考え方もこうまで違う人間がいるのです。

実家から自立する最大のメリットはここです。
自分一人しかいない、頼れるのは自分だけ。
だからこそ、「だって、どうせ」なんて言葉は生まれず、良い方に良い方に生きていこうという気力を持って、思考が働くのです。

あなたは両親を愛していますか?

本当に子供のことを愛している親御さんなら、「とっとと出ていけ!」と言います。
子供には、自立して生活できる知恵とやる気を持ってほしいからです。

実家に甘えるんじゃない、早く出ていけ、と。
一緒に住みたいという親御さんは、ただあなたに甘えているだけ。
もしくは、まだあなたを子供だと思っているのでしょう。

子供はいくつになってもかわいい子供だと言います。
ですが、大人になって、一人の尊敬できる人間に成長したということを認めてもらってこそ、愛情をくれたといえるのではないでしょうか。
認めてもらえない限り、あなたは子どものままです。

早く認めてもらいたいからと、子供は早く大人になりたいと考えます。
でも、大人になったらしなければいけないこと、面倒なことまで自分一人の責任となってきます。
そこで、いつまでも甘えていたいという考えが生まれてしまいます。

実家暮らしの方は、今一度考えてみてください。
このまま実家で暮らしていて、あなたは立派に尊敬できる、一人の人間になれますか?
そして、親御さんにそのことを認めてもらえますか?