起業をしたいと思っている人に知ってもらいたいこと
将来的に起業を考えている学生も少なくないことと思います。
ですが現在の状況では起業はかなり大きなリスクを伴うものであるということはしっかり覚えておいた方がよいでしょう。
もともと起業をするときには、そこに新しいビジネスにつながる何らかの需要がなければいけません。
既に存在している生活インフラや既存の製品を販売するということについては大企業がネットワークを強固に作っているのでそこに個人で切り込んでいくというのは容易ではありません。
なので起業を考えるなら起業それ自体を目指すのではなく、どういったビジネスモデルを作っていくかということから考えていかないといけません。
他人に頼らずに乗り切れる力を持つ
もう一つ知っておいてもらいたいのが、今から起業をしようとする場合以前までとはくらべものにならないほど高いスキルが必要になるということです。
すなわち、本職のビジネスの内容だけでなく帳簿の付け方や会計の方法、節税の方法、融資の受け方とお金の回し方といった経営能力です。
既に大きい企業ならばそうしたものはコンサルタントなどに丸投げもできるのですが、自分でスタートするならまずはそのあたりの力もある程度備えておかないと無駄な出費となります。
トラブルに遭ったときに自分の力で乗り切れるように、広く知識や経験を備えて準備をしてください。