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就職面接の心得

面接

ノックしたときから既に始まっている

人には、表の顔と裏の顔があります。
裏表のない人間はいますが、一人になった時にも常にニコニコと笑っている人などめったにいません。
緊張している顔、安心している顔、どれも全く別の感情です。

就職面接は、緊張しますよね。
でも、表の顔を見つくろって、笑顔で受け答えをします。

元気にハキハキと喋る人間だけど、裏では言葉遣いが汚く、なまけた発言を連発する人間だという人もいます。
そんな裏表の顔が、面接ではすぐにバレてしまいます。

ノックをしてドアを開けて、一度も面接官と目が合わずにカツカツと机の前に来て、面接をいざ始めようと思ったら急にニコニコと元気に受け答えをするようになった。
これは、就職面接で失敗するケースです。

面接は、「ノックをした時点」ですでに始まっています。
ノックをして「失礼します」と元気に声を出す。

そして、部屋に入った瞬間からリラックスした笑顔の表情で、椅子までいき名を名乗る。
それが一番面接にそぐわしい対応です。

企業が求めている人材を探ろう

就職面接では、あなたの長所や短所、見た目、身だしなみ、仕草、声、喋り方などすべてチェックされています。
目線でさえも、面接の間はずっと見られています。

面接官の目を見て話しをするのは当たり前ですが、不自然なほどまでに見つめては効果がありません。
普段から目線に気を付けて、人の目を見て話ができるよう仕草、目線にも気を付ける必要があります。

企業はたいてい、「怒られて諦める」ような人材は求めていません。
怒られたら心から本気で謝れるような人間を求めています。

そして、頭の回転が遅い人間よりも、頭の回転が速い人間のほうが求められます。
面接で緊張するのは当たり前です。
ですが、将来そこで働きたいと言っている人間が、面接ごときで緊張していては意味がありません。

質問されたら3秒以内に答えること。
「え~と」「それはですね・・・」など。
言葉に詰まるような人は不合格に間違いないでしょう。

緊張のあまり頭が真っ白になったと言い訳しても、「ある程度想定していた返答しかできないのか?」と思われてしまいます。
頭が真っ白な状態でもしっかり答えられるよう、ウソ偽りのない面接質問への返答を考えておきましょう。

面接で覚えておきたい心得

1つ目は、自分の癖を覚えておくこと。
「え~と」が口癖の人もいれば、「まぁ、○○です。」など、最初に何か言葉をつけてしまう癖のある人もたくさんいるはず。
そんな口癖、面接などの重要な場面ではよく出てしまいがちです。

面接の前に、ある程度口癖は直しておきます。
普段なら良いかもしれませんが、面接にいらない言葉は、切り捨てるべきです。

2つ目は、アクセントです。
話しを間欠的に、より具体的に話すには、起承転結をつけて話すと効果的です。
ですが、結末を話すにつれてアクセントをつけ強調すると、面接官の印象に残りやすいでしょう。

最後に、話し方だけではなくやはり見た目も大切です。
面接時の見た目は清楚感が一番大切。
びしっとしたスーツに、女性は控えめなメイク、そして男性は顔がはっきり見えるよう短髪に。

第一印象は90%、見た目や第一印象で決まると言っても過言ではありません。
身だしなみは面接の1週間前には整えておきたいですね。