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実家暮らしでも自立した生活を

実家での役割

役割と感謝のしるし

男性でも女性でも、成人して社会人となったのにまだ実家にいるというのは、世間からみると「自立していない」と捉えられてしまいます。
三度の飯が用意され、洗濯物は洗って乾いて畳まれて戻ってくる。
そんな生活をしていては「自立していない」と言われても仕方がありませんね。

実家暮らしの場合、多くの方が「役割分担」を決めて同居されていることでしょう。
曜日ごとに夕食を作る当番を決めたり、実家にしっかりとお金を入れるなど。
そういったルールに従い実家で生活することこそ、「自立した実家暮らし」といえるのではないでしょうか。

具体的にどういうことをすれば、「実家暮らしで自立している」状態になるのでしょう。
親が子供を、いつまでも子供だと思わないこと。
そして、子供は一人っきりでも生活できるような心構えができていること。

この2つを前提としましょう。
2つを前提としたときに、具体的にどういったことをすれば良いのか?ご紹介します。

実家暮らしの役割分担とは

実家暮らしにはあって、一人暮らしにはないものって何だかわかりますか?
一人暮らしには、「家事」がすべてあるのです。
実家暮らしの場合は、家事が役割分担、もしくは誰かする人がいるため、「洗濯しなくて良い」「ご飯を作らなくて良い」という状態が生まれます。

家事には様々なことがありますが、どれも大変さや労力でランク付けすることはできません。
そこで、同居しているそれぞれ家族の生活スタイルを考えたうえで、できることを分担してやるという方法が一番です。

たとえば、あなたは残業も含めて1日10時間仕事をしているとしましょう。
実家暮らしの場合は、夕食時間はバラバラかもしれませんし同じ時間に食べるかもしれませんね。
朝出勤して、帰宅するのが19時を超えるようであれば、夕食は作ってもらう、でも後片付けや洗濯物はあなたがする、など。

実家暮らしで、ご両親が家にいない時間にあなたがいるのであれば、その時間に掃除や洗濯を済ませておく、そして1年のうち数回は必要な「衣替え」や「大掃除」は自分のことだけではなく、進んで家族のぶんまですること。
1週間のうち数回必要な布団干しは、1週間交代でやることなど。

何よりも大切なのは「甘えないこと」です。
働いていてお金に余裕があるのなら、実家暮らしなら「渡し過ぎだろう」と思われるくらい、家に入れるべきです。
じゃなければ、ただの甘えが出てしまいます。

独身の場合は、食費や家賃、光熱費、雑費などを含めて8万円程度は実家に入れるべきではないでしょうか。
8万円あれば、外で自立した生活ができますよね。

もしそれだけお金を実家に入れたくないのであれば、実家を出ていくべきです。
お金を入れたくない=親に甘えている、と考えてください。

たまには料理をするべし

料理はだれがするものでしょう?
「料理は女性がするものだ」「料理は母が作るものだ」そんな考えは自立には程遠いといえます。
男性でも、「料理ができるのは当たり前」です。

なぜなら、一人暮らしをしている独身男性は、少なからずみな料理をした経験があるという方がほとんどだから。
一人暮らしをするなら、何を食べるのですか?毎日外食ですか?

実家暮らしでも一人暮らしでも、ある程度料理ができるのは当たり前です。
そこで、男女の区別など一切必要ありません。

自分が食べるぶんだけじゃなく、家族の食べる料理まで作る。
そういった経験ができる実家暮らしの方は得をしています。

人に料理をふるまう機会なんて、あまりありませんから。
実家暮らしなら、進んで料理を作るべきです。